本日は「みどりの日」

 5月4日（日）、ここ風穴・氷穴ではさわやかな晴天のもと、多くのお客様にお越しいただいております。

昨年、富士山が世界文化遺産に登録されたこともあり、富士山と併せて当地へお越しのお客様もおります。

富士山から見る青木ヶ原樹海はいかがでしょうか。広大な樹海の緑に圧倒されるはずです。

本日はその「みどりの日」、「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむことを趣旨としている」ということで、

自然の宝庫「樹海」に訪れるまさにその象徴の日ではないでしょうか。

環境問題が深刻になる中で、自然の恩恵に感謝する謙虚な気持ちを持つことを忘れてはいけないと思います。

さて、先日のブログで作詞家の岩谷先生を話題にしましたが、実は富岳風穴のある富士河口湖町ではとても著名な作曲家の方

にもゆかりがあったのです。

国民栄誉賞を受賞した古賀政男先生。

古賀先生は昭和20年に旧河口湖町に疎開されたそうです。戦前には藤山一郎さんの「丘を越えて」「影を慕いて」「東京ラプソディ」など

現在でも多くの人々に親しまれている歌を作曲されました。戦後も美空ひばりさん・島倉千代子さん・村田英雄さんなど超有名歌手の

作曲をされています。私もその多くの歌が大好きであります。

古賀先生は疎開中、河口湖からの美しい富士山をどのような思いで見られたのでしょうか。

終戦後の日本をまた高度経済成長期の日本を

元気づけようと多くの名曲を作曲されました。古賀メロディーは日本人の心に響く名曲なのですね。

古賀政男記念公園・音楽碑は富士河口湖町河口の河口湖円形ホール近くの河口湖畔にあります。古賀先生を偲んで訪れてみてはいかがでしょうか。