こんなセリフ一度は言ってみたいものです。
なぜ、急にこんなタイトルになったかと言いますと
これから紹介する植物に関係があります。
名前を
「ツルアリドウシ」
といいます。
漢字で書くと、「蔓蟻通し」
別名 「一両」(ありどうし)
多年草の植物で茎は地上をはって長く伸びます。
茎の先に白色の花が2個並んで咲きます。
花が咲くのはだいたい6~7月の間。
ちょっとぼけてしまいました (。。:)
あ、お花の色が良くない。
…まぁ、そんな日もありますよね。
この写真を撮影したのも、
やはり7月の中旬くらいだったでしょうか。
今は、葉っぱのみ自然歩道わきに
たくさん、生えています。
果実は赤く、2つの花で1つしか実をつけません。
見えますか?
真ん中の小さな赤い実。
こちらは8月初旬で、たまたま見かけました。
樹海の中はコケなどの緑が多いので、
ツルアリドウシの赤い実はとても目立ちます。
このツルアリドウシ、調べてみると
お正月の縁起物として使われていたそうです。
万両(マンリョウ)
千両(クササンゴ)
百両(カラタチバナ)
十両(ヤブコウジ)
一両(アリドウシ)
「千両、万両、ありどうし」
一年中、お金がありすぎて困らない
という語呂合わせができる とかとか。
小さな植物なので、
落ち葉がたまるような場所は生育が難しいようです、
写真では、落ち葉も一緒に写っていますが、
言われてみれば、確かに開けた場所に生育してました。