怪獣のモデルになった蛾

怪獣のモデルになった蛾

2014年10月09日[樹海


蛾の話をします。
あくまでも、蛾の話です。

今日、自販機の下にいらっしゃいました。

 
 
ふわふわの蛾でした。

こういう蛾を見ると私は
あの怪獣映画で活躍する
あの「モスラ」を思い出します。

幼虫の頃は糸を吐くしかできなくて
ゴジラにもないがしろにされますが、
健気にがんばって、成虫になる。

子供の頃は
幼虫のくせになぜ、でしゃばっちゃうの!と憤り
成虫になれば、待ってました!頑張れ!と喜んでいました。

モスラのモデルはヤママユガ科の
「ヨナグニサン」
という、世界一大きい蛾。

沖縄にも生息しているようですが、
近年は生息数が減っているのだとか。

色合いは南国じゃないと生きていけなさそうな
豪華な色をしています。

で、この写真の蛾は
同じくヤママユガ科の
「クスサン」



ちょっと失礼して、触ってみると
羽を広げて、目玉になる模様を見せてもらいました。

クスサンも結構いい配色してますね。

蛾というと
イメージ悪いことが多いですが
このヤママユガ科の蛾は
大きくて、色がきれいで見ていられる蛾だと思います。
大きいので、急に羽ばたいても動きがゆっくりなので
なんだか安心して観察できちゃいます。

自分の家によく来ていたのは
たぶん「オオミズアオ」。
なんとも、表現しにくい綺麗な青色。
緑が混じっているような薄い色合い。
見つけたら、なんとなく幸せになれそうな色してます。
そう思ってるのは私だけですかね?

個人的には調べた際にでてきた
シャチホコガ科の蛾も面白い形をしていて
実に興味深い!
本当に昆虫?と聞きたくなる見事な擬態です。

興味ある方は、ぜひ検索検索~♪笑