明日は吉田の火祭り!

明日は吉田の火祭り!

2015年08月25日[あれやこれ


ぐっと気温が下がった今日。
半そでは選択ミスだったかな…
と、思うくらいの天気となっております。

なんだか急に夏が終わってしまったのかと
思わせるこの天気!

風穴。氷穴にお越しのお子さんの格好は
上半身にひざ掛け用のフリースを
くるっと巻いた、旅人スタイルです。
一目で「寒いんだろうなぁ」と分かる
スタイルとなっております。

さて、本題です。

明日、8月26日
「吉田の火祭り」
8月27日
「すすき祭り」

が開催予定です。
日本三奇祭として有名です。


吉田に住む友人からは
おしゃれな服で行ってはいけない
お祭りと聞かされています。
理由は火の粉が舞うから。
洋服に穴があくかもーと言う訳です。

火の粉?!
と思う方もいらっしゃるでしょう。
名前の通り、火を焚きます。

しかも、人間よりも大きな松明で。
しかもしかも、一つではなく、たっくさん☆
場所は住宅が並ぶ一直線の道路。
これを聞くだけでも
私はワクワクしてしまいます。

たくさんの松明が火を灯しますが、
不思議と家が火事になった事例はありません。
このことから、火祭りで使われた松明の炭は
火除けのまじないになるとされ、
軒先に吊るして、火事から家を守るそうです。

また、このお祭りは雨天決行。
どんな事があっても休んだり、
中断してはいけないとされているそうです。

お祭りの準備の為に
吉田の御師の家がある
金鳥居の前を通ると
お祭りに使われる大きな松明が
等間隔で横たわっているのを見られます。


 
小さい頃はそれが松明とは知らず
一体、何が横になっているのか不思議でした。


夏の富士山の山じまいのお祭りとして
この2日間で行われます。
歴史は400年前にさかのぼり、
由緒あるお祭りです。

調べていて面白いと感じたのは、
富士山の形をした神輿。



富士山型の御影です。

朱色のキレイなお神輿。
これを担げるのは男子のみ!
女人禁制だった富士山との歴史を感じます。

調べていくと古事記とも関連があり、
とても面白そうです。
コノハナサクヤヒメがお子を出産する時に
火の中で出産をしたお話から、
浅間神社の祭神の神徳は火伏せ・安産・厄除け・産業守護など。
猛火の中で出産をしたコノハナサクヤヒメの故事になぞらえて
火を焚くのだといわれるようになった説などがあるそうです。



いつか、見学に行ってみたいものです。
興味のある方はぜひ、行って見てください!
ちなみに、この2日間は一部道路の交通規制をかけます。
詳しくは火祭りのHPなどで、チェックしてみてくださいね。