クダマキモドキ

クダマキモドキ

2015年10月12日[あれやこれ

樹海


富士山にも雪が降り、
秋風を感じるようになりました!
気温もぐっと低くなり、ダウンジャケットを
用意するような季節になってまいりました。

そんな中、やっとこの昆虫の正体が判明したので、
ご披露したいと思います。
 


 
胴体が葉っぱの形にそっくり。
触覚はながーく
体の色は鮮やかな緑色。

最初は
「すいっちょん」
だと思っていましたが、
調べていくと、すいっちょんは
頭の真ん中に茶色の
模様が入るみたいで…。

すいっちょんではない!

別の種類だと判明しました。



 
こちらの方は、
「ヤマクダマキモドキ」
バッタ目キリギリス科の昆虫でした。

すいっちょんにも似ていますが、
鳴き声は「ジ、ジ、ジ」
と、違う鳴き声なんだそうです。




 
顔がやたら愛橋があったので、ズームしました。
寄り目でかわいらしいです。


ちなみに
すいっちょんの正式名称は
ウマオイ
鳴き声が馬子が
馬を追い立てる声に似ている事から。

このウマオイやクツワムシなどは
はたおりの時に紡車を巻く音に似ていたことから
「クダマキ」
とあだ名があるそうです。
このあだ名から、クダマキモドキと
命名されたといわれています。
 
あだ名から名前をつけたり
正式名称から名前をつけたり
いろいろと複雑ですが、
昔の人たちにとっては
どの昆虫も馴染み深いもの
だったのかもしれません。