風穴と氷穴。

風穴と氷穴。

氷穴 風穴 2014年09月04日


9月に入りました!
思わず、日付を「8」から書いてしまいそうになります。 
もう、秋が近づいて来る季節なんですよね。
天気が不安定すぎて、季節感もないですが…。

さて、これからお出かけする方も
行ってきたよ、という方も風穴・氷穴について
すこーし、ご説明いたします。

<風穴・氷穴の違い>
みなさんがよく名前からの先入観で
思い込んでしまいがちなのですが、
「氷穴の方が寒い。」
「氷穴にしか氷がない。」
こういったイメージとは
違うということを先に言っておきましょう
(・ω・)ノ☆

風穴も氷穴もほとんど同じ温度です。
両洞窟とも自然に氷はできます。

出来た年はどちらも864年。
富士山の側火山である長尾山の付近から
流れ出た溶岩によって出来ています。
昭和4年には国の天然記念物指定されました。
溶岩は玄武岩といって黒色の溶岩です。
作られた年も、構成しているものも同じなんです。
さらに気温も氷もほぼ違いがありません。

では、大きな違いは何か?
それは、「形」です。

風穴→横穴式
氷穴→たて穴式
イメージとしては、風穴は横に伸びているので歩きやすく
氷穴は、下へ下へと潜っていくような感じです。

風穴の場合
わりと平坦な道が続きます。





氷穴の場合
地上から21m下へ階段を使って降りて行きます。


 
つたない絵で申し訳ないのですが、
言わんとしている事はわかりますでしょうか?


「で、どっちがいいの?」
という、天からの声が聞こえます。笑
これは、好みの問題です!



<風穴>
洞窟内はわりと広く
ご年配の方や小さなお子様でも
氷穴より心配なく入れます。
洞窟内を歩けるかどうか不安な方には
まず、風穴をおススメします。
階段を下りる途中から
ヒヤッと冷たい空気に変わるところが面白いですね。
氷柱も見やすい場所にあるので
写真も撮りやすいと思います。

<氷穴>
角度の急な階段が長く続きます。
天井からの高さが91cmと低い場所も多いです。
氷穴がとても混んでしまう原因の一つとなっていますが、
風穴よりも洞窟内は狭く、一列でしか歩けません。
追い越しや来た道を引き返す事は難しいです。
 
ただ、風穴よりも洞窟探検をしている気分が存分に
味わえる事は確かです!


同じ溶岩洞窟ですが、見学してみると全く違うことが分かります。
2つの洞窟の入り比べをするのも楽しいですよ。

そして、忘れてはいけない注意点!!

頭上と足元に十分注意すること。
お子様を抱っこ、おんぶして入洞する行為はお控えください。
階段で足を滑らせる可能性があります。
お子様を下敷にしてしまう…なんて想像もしたくありません!
手を繋ぎながらゆっくりと
お子様も頑張って歩いてくださいね。


 

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