秋といえば鹿。

 
はい、ドーン！

鹿に遭遇。
この鹿、まだ斑点模様がついていますが
頭には角が生えています。

 
 
角が生えているので、この鹿はオスですね。

鹿にとって秋は
恋の季節。

オスは磨き上げた角を使って戦い、
綺麗な鳴き声で、メスに求愛をする。

鳴き方は、口笛を吹くような高い音で鳴きます。
聞く人によっては
「バビーヨー」
と聞こえるみたいです。
鳴き声は長ければ長いほど
立派なイケ鹿なんだとか。

鹿と言えば、奈良公園ですが
伝統行事として10月に
鹿の「角切り」が行われるそうです。
江戸初期から始められている
歴史ある行事。
一度は見てみたいです。



それから、秋と鹿の関係は古くから
人間の季節感に影響を与えていたようですね。

百人一首では
「奥山に 紅葉踏みわけ鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋は悲しき」

鹿の鳴き声を聞くと
秋はますます悲しくなってくる。
と歌っています。

昔の人の秋は
少し暗いイメージだったようですね。
ただ、心情としては
今も昔も変わらないですかね。
（冬に向けて人肌が恋しくなるとか…。）

（＾＿＾）…別の話をしましょう！！

タイトルにつけた
シカト(無視)は
まさしく、鹿から生まれた言葉です。

花札に由来があります。
鹿が花札に登場する月は
10月です。

鹿は10月
↓
鹿10
10の読み方を「じゅう」ではなく
「とう」と読みます。
↓
鹿とう
↓
シカト

となります。
絵札も鹿が横を向いているので
そっぽを向く、無視する
のイメージに繋がっているそうです。

花札のルールが分からない私ですが、
鹿は10月！だけはこのシカトで覚えられました。