トリックオアトリート！
あ、もう過ぎてしまいましたね。
タイミングを外すと切ない行事ですね…。
タイミング外すついでですが、
樹海の中のハロウィン風な写真を貼ります。
まるで、誰かが手を
伸ばしているかのように見える木。
光の当たり方が絶妙です！





私がこのブログを書き始めてから
もう、半年が経ちました。
年月とは早いものです。
気が付いたら、体重も増えてるわけですよ。泣笑

さてさて、時間はあっと言う間に過ぎていきますが、
ガイド中お客様と話をしている時に
ふと話題になったのが
この「年月」。

～人間が変われば、樹海も変わる～

樹海が出来た年は864年。
できたというよりは、溶岩が流れた年。
そこから、徐々にゆっくりと
さまざまな植物が生きてきました。
いのちを繋いでいくことが
とても上手な樹海。

しかし、
森としてはまだまだ赤ちゃんです。
およそ1200年しか経っていないので
他の森に比べれば新米。
これからも大きく育っていく予定。

年月が経てば、樹海の形も
変化していくはずです。
土が少なかった場所は落ち葉が舞い
腐葉土が溜まり、根が土に覆われて
もしかすると、普通の森になっているのかも。

  富士山の噴火が起これば
また、マグマに覆われて、森は焼き尽くされ
1200年前の状態から
やり直しかもしれない。

人も樹海もみんな変わっていく

あ、富士山も変わりますね。
いつかは富士山も地球温暖化の影響で
雪がなくなり、全体が緑色の山になってしまうかも。
そこまで自分が生きていられるかは別問題ですが…。

そうやって考えていくと
今、私たちが見ている景色は
とても貴重なものばかり。

ながーい目で見れば
期間限定！
どんだけ、長いんだよ。
とツッコミが入りそうですが、
それだけ、自然の流れは雄大なものです。

なんとなく、落ち込んだりすると
海に行きたくなりますが、
海でも、森でも、大きな自然の前に立つと
人間の存在なんてちっぽけなものだと
思い知らされます。

私の悩みなんて小さい、なんでもないこと。
そんな風に思わせてくれる。

自然とはとても大きな存在で
私たちはその中で生きていることを
改めて、実感しました。