今朝は多くの自転車とすれ違いました。
今日は、
「ヴィンテージ自転車ミーティング」
という、大会が開催されているようです。
観光情報サイトによると
今年で3回目となり、
本栖湖・精進湖・西湖・河口湖の間を走り、
毎年、5000人の参加者を集める
大きな大会のようです。

自転車も車も同じ道路を走る
車両として、お互いに事故のないように
走っていただきたいですね。


そして、今日はもう一つイベントがあります。
「本栖公家行列」



近くを通ったので、写真を撮りました。
この山神社に大名や徒歩（かち）を
演じる人たちが泊まり、
翌日、ここから出発します。
いつも、ひっそりと佇んでいるこの山神社も
公家行列の時には、賑わいを感じさせます。

本栖公家行列は
300年前から行われている歴史あるお祭り。

江戸時代に徳川家康より命を受け
本栖関所にて駿河国境の警備に当たっていた
渡辺囚獄佑
（わたなべひとやのすけ）
という人物が若者の士気を高めるために 

 始めたと言われています。

大名だちを先導する徒歩（かち）の

「あいやーさーてーさー。しょい！！」

という、独特の掛け声と
槍を振る姿はなかなか見ごたえがあります。

練り歩く時、徒歩の人達は
けっこうな中腰姿勢。
大変そうだなぁ。と見ていた記憶があります。

また、顔に施された
白いおしろいに
口には赤色の紅をつける
独特な化粧が印象に残っています。


私達が生まれる前からずーっと伝えられてきた伝統行事。
これを後世に残すことは
とても大変だったと思います。
1年でもサボってしまったら、
途絶えてしまう可能性があります。

毎年かかさず、続けていくことは
並大抵ではありません。
日本各地にはこういった伝統行事が
たくさんあります。
どれも、失ってしまっては
取戻しがきかないものばかりですね。
次の人、次の人への引継ぎが日本のお祭りを
支えているといっても過言ではないと思う今日でした。

これをアップする頃にはもう
自転車も行列も始まっていますねー。