樹海 2014年11月14日
サクヤヒメはある日
アマテラスの孫である
ニニギノミコト
と出会う。
ニニギノミコトはサクヤヒメに一目ぼれ。
サクヤヒメに自分と
結婚してくれるように頼む。
サクヤヒメはすぐに返事はせず、
父(オオヤマツミノカミ)に このことを伝えると
オオヤマツミノカミは大喜びし
サクヤヒメとイワナガヒメの二人を
嫁として、ニニギノミコトに嫁がせます。
しかし、
ニニギノミコトは美しいサクヤヒメだけを
手元に残し、醜いイワナガヒメは
オオヤマツミノカミへ帰してしまいます。
===以下、心の声===
あぁ、これは昼ドラの匂いがします。
ニニギノミコトはなんて面食いなんだ!
イワナガヒメのおまけ感がすごい。
一目ぼれされたのはサクヤヒメなのに
お父さんに言われたから、嫁いで
挙句、いらないからと戻される。
これだけ、ネタの材料があると
イワナガヒメが主役の
スピンオフ映画が作れちゃいそうです。
===以上、心の声===
イワナガヒメを帰されたことに
大変、腹を立てたオオヤマツミノカミは
ニニギノミコトにこう言います。
「二人を一緒に嫁がせたのは
ニニギの命が岩のように永遠のものとなり、
木の花が咲くように繁栄するだろう、
という意味を込めてだ。
サクヤヒメだけでは木の花のように
命は儚くなるだろう。」
ニニギがイワナガヒメを帰してしまった事が原因で、
以降、ニニギの子孫である
天皇一族の命は寿命が短いと
言われています。
もしも、そのままイワナガヒメも
一緒であれば、人間の寿命は
もーっと長くなっていたかもしれません。
しょっぱなからどろどろしてますね。
ただ、ここからもまだ疑惑が増えていきます。
~次回予告~
ニニギ 「本当に俺の子か?」
サクヤ 「信じて下さい!!」
ニニギ「他の誰かの子じゃあないだろうな」
サクヤ「そこまで言うのなら、私にも考えがあります…。」
結婚早々、波乱の予感。
ではでは、またー。
< 戻る